更新日本時間4月30日
3日目最初の指名は4位全体108番。
今期ドラフト二人目のSを指名した。Oklahama出身のQuinton Carter。6-1,208。
SS、FS両方守れる。
人格者でリーダーの資質は高い。競争心にあふれ、パスカバー、ランストップとすべてに積極的。スピードは十分と評価されておりタックルも激しい。Broncosは層が薄いといわれていた今期ドラフトでNo1,2の二人を指名した。
BroncosからはSS,FSどちらでやるかは伝えられていないという。将来的にはCarterがDawkins、MooreがHillの代りというのが期待か。
なお二人のSの指名にDawkinsは”よい質の選手が増えれば守備もスペシャルチームもよくなる”とつぶやいている。
SはこれでDawkins,Hill、昨年前の控え組のDarcel McBath,David Bruton、そして今年のドラフトの二人となった。

4位二人目をトレードアップで指名。Green Bayに5位と6位を渡し、4位と7位をもらった。得た全体129番目でバスケットボールからの転向TE Julius Thomasを指名した。6-5、246のPortland State出身。大学では4年生までプレイしていなかった。すべてにおいて磨きをかけなければいけない原石状態。多くのバスケットからのアメフト転向組がいるが、今年のこの人といわれていた。
2010年は29キャッチ453y。Broncosとはかなり密着に連絡をとっていた。
「多分Broncosとは一番話をしたと思う。僕に合うって思ってた」とThomas。

6位全体189番目にまたLBを指名。Calofornia大のMike Mohamed。6-3、239パウンド。
ハードワーカーでプレイの理解も優秀。しかしラン守備でボックスの中で圧倒するパワーはなく、アウトサイドのランを守ることも守備範囲が限られているため厳しい。NFLの先発級の身体能力は欠けているが本能と情熱と素晴らしい人格でLBでは良い控えになる。スペシャルチームでも活躍できる。
Mohamedはドラフト前にBroncosとはあまり話をしていなかったという。三人目のLB指名となったが"競争がチームを良くすることになる。自分のその中に入ってチームを良くしたい”と話している。なおJohn Elwayからは”スタンフォード出がCal出の選手を指名するなんて想像したか?これから先100万年は考えられないよな”と言われたという。スタンフォードとCalのカレッジゲームは伝統の試合。特に1982年、Calが最後のリターンプレイで5回もボールをトスして、フィールドの降り立つ観客の間を抜け逆転TDを奪った試合は
アメリカスポーツ史上に残るプレイといわれている。その時の悲劇のスタンフォードQBはElwayだった。なおBroncosは昨年もCalのSyd’Quan Thompsonをドラフト指名している。

ドラフト7位全体204番目もTE。NevadaのVirgil Green。6-3,249パウンド。
パスキャッチTE。TEの位置だったが大学が一試合に50、60もパスを投げるチームでほとんどレシーバー状態だった。元々WRだった。走れるルートも少ない。ブロックはしようという意思はあるが荒削り。ウェイトトレーニングは真面目。Tony Gonzalez二世になれるのではと噂され、アスレチックパスキャッチングTEとしてドラフト指名は2位もしくは3位の予想もあった。ただしかなりの原石状態。

ドラフト7位2つめ、全体274番目はOkalhama出身の守備エンドJeremy Beal。6-2、262パウンド。体が小さくプロでは3-4のOLB向きと評価されていた。しかし身体能力が高く4-3エンドでもいけると評価されることもあった。けしてプレイをあきらめずに最後まで動き続け、良い嗅覚も持っている。パスラッシュもコーナーを回るスピードを十分持っている。体が小さいためコンタクトにはもろい。ブロックを外すことにも苦労している。しかし動けるときにはしっかりとランストップも出来る。真面目でハードワーカー。今年のBroncosは真面目でハードワーカーが多い。ドラフト2位クラスと評価する専門家もいた。

Broncosのドラフト1-2位の選手はBroncos施設でメディアの前でVon Miller以外のドラフト選手は揃って番号11のジャージを持ち記念撮影。この11は2011年からとった番号。Broncosの11番は昨年自殺したWR Kenny McKinleyがつけていた番号。BroncosはMcKinleyの父親に連絡をとり、11の番号をセレモニーとして使用すると許可を取っている。Millerは1番のジャージだった。

指名されなかったDTに関してはFAで補強する。Brian XandersはLB Von Millerの指名は評価に基づいたものでポジションによりベストの選手を逃すことはしないと話している。LBは全部で三人指名したがこれも三人すべてがチームの全体的なアップグレードにつながるとしている。BroncosはMillerを指名したあとDT Nick Faielry指名のため2個目のドラフト1位権をトレードアップしてとることも出来た。John Elwayは
「トップDTが1位下位まで落ちてくれば我々もジャンプアップしてドップDTを取ることを話たんだ」と話した。ただしその代わりにBroncosは二つの2位の権利に3位と7位の放出が必要。穴が多いBroncosには厳しい代価だった。Broncosはその指名でS Rahim Moore,RT Orland FlanklenそしてMLBのNate Irvingと三人の先発候補を指名した。

ロックアウト終わったその日にロックアウト再開。ドラフト指名選手は球団施設に入っているがロックアウトの間、球団はドラフト指名選手にフットボール関連の物は何も渡すことは出来ない。2日目に指名されたRahim MooreとNate IrvingはBroncos施設に来ながらも球団の守備プランなどの資料は受けとれない。ただし現地木曜に指名されたドラフト1位のVon Millerは金曜のロックアウト解除の間に施設に来たためいくつかのものを受け取ったという。金曜にプレイブックを受け取った選手がそのプレイブックをコピーしてチームメイトに配布することは禁じられていないという。

三日間のドラフトを終え見た目かなりお疲れモードの中年~初老軍団のJohn Elway,John Fox,Brian Xanders。
DT指名がなかったことにFoxは
「全部を埋めることは出来ない。NFLには二つの方法がある。ドラフトとFA。自分のキャリアでそれの一つで穴を全部埋められたことはない。次は次の方法に移ると言っとくよ」と話した。RBに関しても同様だという。
またLBを三人指名したことには
「4-3になりLBにスピードが必要になる。このドラフトのテーマの一つにスピードある守備を探すことだった。それに関しては成功したと思う」とFox。
3位のNate Irvingに関してはXandersは
「かれはうちのNo1ミドルLBだったから指名できて良かったよ」と話した。ドラフト前に施設に呼んだときから指名を決めていた。
Von MillerとElvis Dumervileの強力パスラッシャーに関しては
「今のところAyersが左エンド。Elvisが右エンド。VonがSOLB(左側)で場合によってはWサイドも出来るしラインにも入れる。Robertのほうが大きいから彼はタックルさせる位置に配置する。VonとElvisはラッシュすることになる。あんまりこの段階ではいえることではないけどVonとElvisは生粋のパスラッシャーだ」とFox。
QBはドラフト前にやたらトップクラスを呼んでいたが指名せず。しかし来年も今年みたいにQBを見るよとElway。Foxは現時点の先発はKyle Orton。今後は競争と話した。
バスケットボール上がりのTE Julius ThomasはBroncosのTEコーチClancy Baroneが育てることになる。SDでAntonio Gatesを育てたコーチ。Foxは
「ワークアウトにはGatesにも来てもらった。Clancyはとても彼に感心していたしそれも指名の理由になった。今のところThomasは我々のいうWide TE。体が大きいしQBの助けになる。QBに一番近いところにいるレシーバーだ。あと大学出のTEが一番慣れないといけないのはブロッキング。いいコーチが鍛えてくれるよ。」と話している。体は大きく体重もあるがスカウトコンバインではTEベンチプレスびりから二番目の数とウェイトルームでも真面目な割りにずっこけの数字だったがXandersは
「6-5に250パウンド。バスケやっててアメフトは1年だけだがそれにしてはフットボールの知識がある。真面目にウェイトを上げれば6-5で260パウンドで走れる選手に数年後にはなる」と話している。もう一人のTE Virgil Greenに関しては
「彼も似たような体格で少し小さいが6-3で245パウンド。物凄いスピードを持っている。垂直とびでは42インチ。タフでフィジカルだし身体的にもまだのりしろがある」と話している。Foxは
「彼はF TE。(Fly TE?)。Move TEということだ。彼は凄いスピードを持つ。フィールドを広げることが出来る。」と話している。
二人のSに関してはFoxは
「ここで練習を始めるまでは判断出来ないが、Rahim MooreがFSでQuinton CarterがSS向きかとは思う。ただ今はこっちの能力がこれでこっちがこれの能力を持つと振り分けたくない。たくさんのベテラン選手から学んでいくからね。うちは若い選手がこのポジションに欲しかったからね」と放している。
OT Orlando Franklinに関してXandersは
「昨年遠征の時にMiami大を訪問したんだ。彼は背が高く腕も長い。フットワークもいい。彼はうちのRTにぴったりだ。身体的にもサイズも動きも。」と話した。
昨年までの2年Josh McDanielsとドラフトを行ったXandersは
「今までより多くの人が関わりもっと多くの会議があった。コーチ達もドラフトの多く関わることになった。彼らは一人15-20の選手の評価を担当した。5-8とかでなくてね。スカウトとも多くの話をしたし。スカウト部屋もいつも開けっ放しでそれはとてもよかった。今年はトレーナーのGreek Antonopulosも関わったんだよ。メディカルな点での助けをしてくれた」と話した。

新先発RTが期待されるドラフト2位のOrlando Flanklin。
「コーチFoxにRTでといわれた。自分は60分動き続ける選手。汚い選手って言われるけど、まぁそうかもね。Tim Tebowを守ることになるのは嬉しい。彼はフロリダ大だしね。僕もマイアミ大だから。Denver球団とは攻撃ラインコーチと話をしたけどそれだけだった。指名されるとは思わなかった。ところがコーチと昨日話したけど僕に興味を持ち続けていたんだっていわれたよ。キャンディショップにいる子供の気持ちだったよ。幸せだよ。大学でもRTは何度かプレイしたしなんでもやるよ。ジャマイカ生まれのカナダ国籍のNFL選手は多分僕だけじゃないかな。」と話している。カナダだけにホッケーが好きだという。アメフトは8歳から始めていたという。

ドラフト7位のDE Jeremy Beal。長い長い一日の最後に近い位置での指名。
「長い日だった。どっかドラフトしてくれって思ってた。Denverが電話してきてくれてよかった。Broncosとはドラフト前にあまりコンタクトがなかった。ワークアウトの予定があったんだけどぎりぎりのところでキャンセルされたんだよ。」と話している4-3のエンドでのプレイが予想されている。

ドラフト7位のTE Viergil GreenはWRからの転向TE。
「高校でWRでTEへの転向は難しかった。ウェイトをあげるのはつらかった。新陳代謝が早い体なので体重をあげずらいんだ。僕のアスレチックな能力を見せたい。同じドラフトTEのJulius Thomasのことは少しばかり知っているんだ。一緒に練習したこともあるんだよ。彼とやれるのも嬉しい。指名待ちはつらくはなかった。神様の手にあるものだから。神様がDenverに入れてくれることはまぁいろいろな理由から知ってたんだよ。そこが僕がやるところで神様が僕にやれというところだ。ブロックも出来るよ。大学でもやったしね。42インチの垂直飛びは僕の得意分野。大学四年までバスケのほうがメインとおもってたんだ」とGreen。


ロックアウトが終わりBroncosの施設入りしようとDenverに入ったらロックアウトが再開してずっこけだったTim Tebow。ドラフト前にはTebowは不要とチームは考えていると噂が出ていたがTebowは
「僕はチームを信じているし彼らも僕を信じている」と話した。Tebowは今後はBrandon Lloyd、Fabar Gaffneyらを含めたチームメイトとオフシーズンのワークを行う予定だという。Elwayはドラフト開催中にTebowに関して"自分は彼の最大のファンだ”とTebowに高い評価を与えている発言をしている。Tebowは昨年シーズン中にもElwayとご飯を食べに行っている。Broncosはドラフト2位で将来のQBを指名するのではとの予想も出ていたがQB指名はなし。Ortonを将来のQBと考えることは出来ず、Brady Quinnも同じ。今年契約が残るOrtonがもし今年の先発となっても遅くとも来年からはTebowがBroncosのQBというプランと予想される。

 

更新日本時間4月29 
2日目はドラフト2-3位。
Broncosは2位の4番目、全体36番目の指名権だったがSF相手にトレードダウン。BroncosはQBが欲しいチームを相手にトレードダウンの可能性があるのではと予想しているライターもいた。SFはQB Colin Kaepernickを指名した。Broncosは36番目を放出し、SFの全体45番目と明日の4位、5位(108と141)の指名権を得た。2位では45,46と連続指名となる。なおここまでの指名でBroncosはQBで高ピックで指名する気はないものと思われる。。
45番目の指名は当初から2位指名での指名濃厚と予想されていたS Rahim Moore。USLAの3年。6-1、196。今年のドラフトでベストSと評価されていた。性格もよくリーダー向きの性格。Brian Dawkinsから教えを受け初年度からの活躍が望まれる指名。位置はDawkinsと同じFS。やや体が細くややバルクアップが必要。クイックネスやスピードには問題なくリードも優れている。頭脳も優秀。ボールに群がり密集でレシーバーとボールの取り合う。ボールハンドリングもドラフトクラスではトップ。
ただしフットボールの嗅覚は見せずビッグプレイは期待できない。またタックルも甘い。状態が高すぎる傾向がある。
DawkinsとChamp Baileyは元々ファン。Sとして老いているDawkins、Relnald Hill、怪我が多いDarecell McBathから初年度から多くのプレイ機会を奪うと期待される。


46番目は攻撃G/Tを指名。MiamiのOrlando Franklinを指名した。6-5の身長に318パウンド。Ryan Harrisの後釜指名と見られる。ジャマイカ生まれでカナダに高校三年まで。腕が長く手も大きい。バランスもよく機動力もある。ブリッツピックもいい位置をとる。ランブロックでは足の強さを見せる。ただ手の使い方がうまくなくホールディングの反則を取られがち。
39試合に出場、35試合に先発しているがまだ学ぶことが多い。BroncosからはRTでのプレイと伝えられてという。大学ではTよりGでのプレイが多く、非常時にはGでもプレイ出来る。今年のドラフトのOLの中では身体的には最も恵まれていると評価されるがドラフトコンバイン前に膝のじん帯修復手術を行っている。元々痛めていた箇所で痛めたままプレイを続けていた。大学一年の時は34もあり体重にやなませた。膝の回復に問題なければ開幕右タックルが期待される。

3位全体67番目で指名したのはNorth Carolina StateのILB Nate Irving。6-1、240でBroncos1位のMillerが受賞したディックバトカスアワードのセミファイナリスト。
2009年は交通事故で生死をさまよいシーズン全休。ILBは最終年のプレイで、LBの位置は三つともプレイしていた。Elwayは”Irvingは本能的なMLB。我々が作るタフな守備に合っているし常にボールに群がる選手”とつぶやいている。"Crazy"と評されるほど激しくプレイする。なにやらDJ Williamsのうかうかしていられないドラフトの展開。DJは2013年まで契約がある。
Bill Parcellsがドラフト1位のタレントと評価していた。多くの専門家はウィークサイドがNFLでは適しているのではと評価していた。すぐにもスペシャルチームでは貢献が期待される。またMiller.DJの二人はほぼ確定しているLB先発の最後の一枚を争うことを期待される。

ドラフト三日目は4位全体108番、5位全体141番、6位全体186と189番、7位全体247番目の指名権を持つ。

金曜日よりロックアウト解除によりチーム施設でのワークアウトが可能になった選手達。
なんと金曜の夜には再びロックアウト。裁判所がリーグ側の上告を受けロックアウト再施行になった。
たった一日の施設開放となった。Broncosの施設ワークアウト開始一番乗りはSpencer Larsen。朝6時30分に施設到着。ほかBrian Dawkins,Crhis Kuper,Zane Beadles,JD Walton,Eric Olsen.Robert Ayers,Braxton Kelley,Cassius Vaughn,Dan Gronkowskiら17人が施設入り。Dawkinsはプレイブックを取りに来たと話していた。Tim Tebowも金曜に施設に入る予定と伝えられていた。
Broncosは火曜日からチームのオフシーズンワークアウトを開始する予定だったという。一応選手達はプレイブックを受け取ることにはなった。

 

更新日本時間4月28
ドラフト1位 全体2番目
Von Miller 6-3 245 Texas A&M OLB
ドラフト数日前から指名濃厚の流れになっていたMillerを指名。3-4のパスラッシュOLBは4-3のOLBで新しい位置の勉強から始まる。BroncosはエンドをElvis DumervileとRobert Ayersの元3-4のOLB組で固め、LBはDJ Williams,Mario HaganかJoe Mays、そしてMillerの三人が先発の現在の青写真。Millerはストロングサイドに入ると予想される。John Elwayは指名後早速
"Von MillerをDenver Broncosとして指名出来て嬉しいよ。彼はこのドラフトでもっとも爆発的でベストな選手と思っているよ”とTwitterでつぶやいた。
Millerの大学時代の仕事はQBを追っかけること。2010年シーズンは68タックル、10.5サック。大学最強のパスラッシャーと評価されていたが4―3守備のOLBではパスカバレッジの能力が必要になる。
圧倒的なパスラッシュ能力の一方これまでにない位置と能力を問われるMillerの活躍はBroncosのうまい使い方が必要になる。
なお守備ラインを指名しなかったが、今年は守備ラインが抱負。ドラフト2位でも見る目をもてが十分質の高いレベルの選手を指名できるといわれている。二日目にはDT指名が予想される。
John Foxヘッドも声明を出した。
「彼はビッグプレイメイカーでリーダーであり爆発的なものを持っている。NFLでパスラッシュする能力は決定的なもの。彼は我々守備に違う局面を持たせてくれる。ドロップバックしてパスカバーも出来る。彼の多様性には疑いがなく我々のチームを良くしてくれる」
指名後、ニューヨークのドラフト会場に来ていたMillerはメディアに話をした。
「(GM)Xandersと話をした。自分の携帯をずっと見ていたんだけど鳴らなかった。父親の携帯を見たらチームは僕の父親にかけてきたんだ。番号に303のローカル番号が出てたのですぐにわかった。小さい頃からの厳しいフットボールのワークがフラッシュバックしたよ。皆僕には出来ないって言っていた。そんなことを思い出した。僕がプロにいって自分の力を見せられるのか少し不安だったよ。代理人が前夜にBroncosが指名するつもりだって言ってたけどドラフトじゃ・・・皆嘘つきだからさ。Elvis Dumervileのことは詳しいよ。僕が高校の頃、皆が”Elvis Dumervileこそが体が小さくてもやれることを認めさせた選手だ”って言ってたからね。だからElivs Dumervileのことは良く知っているんだ。彼が怪我から復帰するのは嬉しいよ。彼のチームメイトになれることもね。4-3にもアジャスト出来ると思っている」とMiller。

メガネ姿を見せたドラフト1位のVon Miller。昔からメガネ愛用。
「メガネがすきなんだ。コンタクトでもいいけど、片目に乱視があってコンタクトは好きじゃないんだ。」とMiller.
ドラフト指名の電話を受けた時にはドラフト会場のNYで人目をはばからず大泣きも見せた。Millerは3年生の頃は3-4エンドで4年は3-4のOLBとして活躍。Millerは2年続けて同じポジションを守ったことがないという。
しかしドラフトコンバインで記録した246パウンドで40y4.43で走る脅威のスピードはすべてを凌駕した。アジャスト能力は多様性を見せる。John FoxにはMillerがJulius Peppersに見え、John ElwayにはDerick Thomasに見え、古いBroncosファンにはRandy Gradisharに見える。
予想される4-3ストロングサイドLBでの不安はドロップバックしてのパスカバー。逆に期待はパッシングダウンでのElvis Dumervileと両サイドからのパスラッシュ。

選手会側によるロックアウト解除裁判で選手会側の主張が認められたためリーグは各チームに施設解放の連絡を行った。Broncosではさっそく多くの選手が木曜日のうちにに施設へ。Brian Dawkinsは選手会のエグゼクティブメンバーとしてチームメイトにメールで施設を使ったワークアウトが可能と連絡した。
ただし木曜の段階では多くの情報が球団にも伝わらず、施設に訪れたDawkinsら多くの選手はカフェテリアでJoe Ellis球団社長と簡単な話をしただけだった。Ellisはまだ多くの情報が来ておらず木曜の段階ではまだフットボール関連の行動はまだ行えないというものだったという。
NFLのリリースでは金曜の朝8時からワークアウトなど全面解禁。
ただし労使協定が締結されたわけではなく、オーナー側のロックアウトが終結しただけ。今後も労使協定締結交渉は行われる。
Dawkinsは
「ワークアウトを別にすれば一番大事なことはプレイブックのこと。皆もそう感じていると思う」と話している。今年からJohn Fox新ヘッドで守備も3-4から4-3へ転換する。
Foxヘッドによるとコーチ達が木曜に選手への電話をかけまくったという。
「一日電話してたよ。彼らを施設に呼ぶためにね。いい反応だったよ。彼らも戻れて喜んでいると思う。われわれも」とFox。

ドラフト二日目は2位と3位。Broncosは全体36、46、67を持っている。
DTではStephen Paea、Jurrell Gasey。エンドでは手術した膝の回復が芳しくないと評価を落としているDa'Quan Bowersが残っている。他BroncosはS,TE,RBの指名が予想されている。またQB指名を予想する専門家も多い。