2008 Broncos ドラフト

Rd. 1 (12th overall)  Ryan Clady Boise States O 
Broncosがドラフト一位、全体12番目で指名したのは攻撃タックルRyan Clady。指名のお祝いで二人の姉妹、おじ、おばなど150人もの人がロスのヒルトンエアポートホテルに集まった。喜びを一族でわけあったのだ。母親を除いて。
「もし母がいてくれたら何十億払ってもいい」とCladyの父親。2000年に突然の心臓発作で母親はなくなっている。Cladyは母親が無くなった時、まだフットボールをプレイしていなかった。おでぶだったCladyは大きすぎてプレイするところがなかった。しかし少しづつ体重を減らしていった。高校で再びフットボールを始めるために。母親の死がフットボールのプレイを決めたわけではないが大きな精神的な支えになった。
「自分はもともと無口で控えめの性格だった。でも母の死からは誰とも口を利かなくなっていってしまった。たぶん二年以上、悲しみから脱するのにかかったと思う」とClady。
四人兄弟のClady一家。父親は女の子達がおばあちゃんら一族の住むLAに住むなら男の子達は町を出てもと思っていた。高校では守備エンドだった。大学からの奨学金のオファーは二校からしかこなかった。いづれも攻撃ラインということだった。Boise StatesをCladyは選んだ。大学のコーチDan HawkinsはCladyをリクルートした理由は足だという。Mike Shanahanも足だという。300パウンドを超えながらすばやい動きをもたらす下半身。
「彼の足の動きに感心した。あれだけの動きをする足は攻撃タックルで見たことがない」とShanahan。長い手とすばやく動く下半身、大きな体に機動性。ゾーンブロッキングのシステムでその身体能力は高い武器となる。
「バスケットボールもプレイしていたからね。だから動きには役立つと思うよ」とClady。
ドラフトではBroncosが考えていたVanderbiltsのChris WilliamsとVirginiaのBranden AlbertとClady、三人すべて残っていという幸運に恵まれた。Cladyの驚異的な身体能力は三人を比べる中で簡単な選択にさせていた。しかし一週間前までは指名は厳しいと見られていた。しかしKCがJared Allenをトレードで放出、ターゲットを守備ラインにシフトしたことで戦略は変わった。トレードダウンのプランも消えた。当日Broncosへトレードダウンの電話が複数チームから来ていた。しかしCladyが残っている以上そのプランはなかった。Shananahは
「すぐに彼の名前を紙に書いたよ」と話している。
母親は息子に医者、弁護士など人のためになる職業についてほしいと願っていた。Ryanはroncosのためになる選手になろうとしている。
「彼が残っていてくれて本当に幸運だった。ラインは下のラウンドから発掘するのは結構難しいからね。」とShanahan。指名電話を受けたCladyには驚きはなかった。Broncos指名はドラフトが進んでいく中ほぼ鉄板の様相になっていた。
「Broncosが僕に興味を持っていたのはわかっていたから。今は早くシステムを覚えたい。先発になりたい。一位指名は先発を期待されるからね。」とClady。Boise Statesもゾーンブロッキングシステムだっただけにそれほど時間はかからないのではと思われる。これまでのBroncosの攻撃ラインのドラフト指名選手はおおむね一年目は勉強期間となっていた。
ところでCladyはドラフトコンバインの知能テストEonderlicテストでとても低い点数だったことが話題になった。理由はテストの前のベンチプレスの計測で胸の筋肉を痛め頭ば真っ白になっていたからだという。
「痛めたから明日からのコンバインでワークできないかと思うと頭が混乱してしまっていたんだ。テストの結果には不満だけど。でもシステムを学ぶことに問題はないよ」とClady。

ドラフト二位で指名したのはWR Eddie Royan。リターナーとしての指名だ。これまでChris Cole,Domenik Hixonら期待のリターナーを指名したが駄目だった。Royalはリターンスペシャリストでの出場が濃厚だがしかし大学時代ベンチプレスでは390パウンドをあげており、スカウティングではセカンダリーのバンプに弱いとされているが、かなりいけるのではとも期待されている。スカウトコンバインでもベンチプレスの記録は小さい180パウンドの体ながらレシーバーでは最高の記録を残している。Shanahanもバンプカバーを外す能力は高いと評価している。しかし即戦力での期待はリターナーとしてだ。Shanahanは大学時代のキャッチ数が少ないことは運がよかったと話している。
「彼のキャッチ数が多かったら他のチームももっと高い評価をしていただろう」と話している。
Royalは早くも開幕の日の自分を見ている。
「開幕の日。僕が先発のリターナーとしてそこにいることと思っている」とRoyal。レシーバーとしてはBrandon Stokleyから大きく学びたいという。互いにスロットレシーバーである。とともに
「僕はEd McCaffreyタイプの選手がすきなんだよ。サイレントキラー、静かな暗殺者って感じが」と話している。

四位全体108位で指名したのは。BGUのセンターKory Lichtensteiger。6-2に296パウンドのBroncos体型。ゾーンンブロッキングでプルやスペースの中を動くことが出来る。人格がありスマートではワークも熱心。結婚しており子供もいる。大学では四年間先発。最初の二年がGで最後の二年がセンター。しかしプロレベルのスピードでは特に動けるとはいえないかもしれない。大学ではショットガンが多かったた。アグレッシブだがしばしアグレッシブすぎる。腕も短い。一度やられるとリカバーのスピードが遅い。ドラフト中位ごろの選手にふさわしい評価振りだ。Tom Nalneが最後の年と言われているためその後釜か。ただBen Hamiltonが元々センターなので脳震盪の問題がなければHamiltonがセンターに戻ると思われる。

四位、全体119番目はKent StatesのCB Jack Williams。5-9に180パウンドと非常に小さいいながら抜群のスピードをもつ。サイズ以上のプレイぶりでヒットも出来、ランサポートでも力を見せる。ただし大学四年の時に足首を痛めプレイ振りが低下していたため評価が下がっている。大学で四年間先発しており経験は豊富。ニッケルバックとして最適。40yは早いがリターナーとしては未知数。

五位指名全体139番目はArizona StのRB Ryan Torain。6-0、213パウンドでタックルとタックルの間を突撃するパワーランナー。レシーブもうまく、試合に真剣に取り組んでいる。走り方がアップライトでビジョンは平凡。空いているレーンがみつからないときの判断が悪い。ブリッツピックもうまくない。
また怪我が心配。短大からArizonaに移り三年の時は1229yを走ったが四年の時は10月に足根中足関節(足指の根元そばにある関節)の骨折でわずか六試合の出場で終わっている。一年目はけが人リストで終わるかもしれない。Emmiti Smithのファンだという。

五位指名全体148番目。ドラフト二位のRoyalと同じVieginia TechからDT Carlton Powell。300パウンドで6-2。やや軽量、アスレチックな選手でギャップをつめるのがうまいランストッパー。ただしプレイがサイドにいくと追いつづることが出来ず、またスタミナもなく試合終盤にはかなり疲れて動けない。ドラフトサイトによるとプレイスタイルが誰に似ているかというと・・・・Dewayne Robertsonに似ているという。Brett Favreのリーダーシップと怪我でも休まないところが好きだという。MaddenもGreenbayでプレイする。今年のMaddenのジャケット選手はFavreに決定している。

六位全体183番目。ArizonaのILB Spencer Larsenを指名。ドラフト前に必要としているところだけを指名している今回だ。ミドル先発はNiko Koutouvides。これまで先発の経験がないだけに層が心配されている。Larsenはモルモン教徒。84年うまれの24歳。2002年が一年で7試合先発。03-04は海外モルモン布教に出てている。05年に戻ってきてからチーム復帰し先発へ。プレイの理解がよい。努力と熱意にあふれている。スマートで激しく練習を行う。結婚して子供もいる。ランストップでは優れているがパスカバーは難でスペースの中でとまどう。フィジカル的なものは普通でスピードも普通。TEのカバーもうまくない。Barry Sandersのファン。役者のマットデイモンに似ていると回りから言われている。スティーラーズのファン。 モルモン教徒ゆえBYUへ進学すると思われていたが本人は誰も自分を知らない所でプレイしたいと考えたという。。高校のあるフェニックスのモルモン教徒はたいていBYUへ進学するのだ。リクルートコーディネーターがLarsenはディビジョン1の実力がないと話したがArizona大へ進みArizona守備のハート&ソウルと呼ばれる守備のリーダーにまでなった。身体能力ではなく心でプレイする。ドラフトコンバインではよくなかった。

七位指名全体220番目はArizonaのS Joshua Barrett。John Lynchが今期まで。Hamza Abudullahも今期でFAということで将来のための補強が必要とされていた。Arizona StatesのBarrettは6-2に226パウンドとLBのサイズをもっている。体は大きいがスピードは通常サイズのSと変わらない。パスカバーもランストップも出来る。動きも柔軟。QBをみてパスへの反応も出来る。ただし不安定で一定のレベルでのプレイが出来ない。四年の時はそれが理由でしばしベンチに下げられている。真面目に練習をするのだがプレイとなると情熱にかける。ターザンのような風貌なのにジェーンがプレイしてるようといわれるプレイを見せる時がある。また大きな怪我ではないがひざ、足首、肩などマイナーな怪我が多い。大活躍だった三年の時とくらべコーチ陣が変わった代年時に評価を下げていた。Emit Smithのファン。

七位227番目。今年最後の指名はArkansasのFB Peyton Hillis。BroncosはFBはCecil Sappと一年の再契約をしている。Hillsは6-1に240パウンドの少し小さいブルドーザー。FBだけではなくHB、Hバック、TEの位置にも入る。キャッチもうまい。キャリーは大学通産201回959y。レシーブでは四年の時にはレシーブ数チーム一位の48キャッチを記録。537yを稼いでいる、ちなみに高校卒業の際にはColorado大の奨学金を断っている。プロのトゥルーFBになるのは少し増量が必要。Mike Alscottのプレイスタイルが好きだという。

Broncosドラフト指名 
Rd. 1 (12th overall)  Ryan Clady Boise States OT Warren Sapp好き。Maddenはベストチームを選択。
Rd. 2 (42nd overall) Eddi Royal Virginia Tech WR
Rd. 4 (108th overall) Kory Lichtensteiger BGU C Jerry Riceが好き。
Rd. 4 (119th overall) Jack Williams Kent States CB MaddenはDallasでプレイ
Rd. 5 (139th overall) Ryan Torain RB Arizona States MaddenはNYGでプレイ
Rd. 5 (148th overall) Carlton Powell Virginia Tech DT MaddenはGB。Favreが好き。
Rd. 6 (183rd overall) Spencer Larsen Arizona ILB Maddenはプレイしない
Rd. 7 (220th overall) Joshua Barrett Arozpma St S Maddenは決まったチームでのプレイはしない。
Rd. 7 (227th overall) Peyton Hillis Arkansas FB Mike Alscottを目指す。